KEQ-1000 |
高音質MC専用イコライザアンプKEQ-100055,000円オペアンプとFETのいいとこ取りをした、高音質MCイコライザアンプです。低域・高域とも フラットに伸びきった、ワイドレンジな特性を持っています。また、非常に美しい音質で、 低域はたっぷりとした量感とともに押し出し感も十分あり、高域は切れ味の鋭さが光ります。 作る-comレコードプレーヤKAR-1000に合わせたサイズですが、汎用のものは、 KEQ-1010(開発予定)です。 とにかくアナログレコードの音のよさを再認識させてくれる、高音質EQアンプです。 |
28年前、オペアンプ性能を劇的に改善した、当時の超高音質MC専用プリアンプを製作しました。
当時は黒田 徹様設計のプリアンプをそのままコピーして作成しました。
CDが出始めた頃で、デジタルの高音質はフラットアンプで、アナログレコードの高音質はイコライザ
アンプでという構成です。伸びやかで美しい高音、量感は若干不足するものの、パンチのある高速な低音、
低歪で超ワイドレンジな音質に感動し、以来使い続けてきました。
このプリアンプのイコライザ部を現代の部品で再構成し、電源も強化して生まれ変わったのが
このKEQ-1000です。電源容量を増やし、トロイダルトランスによって誘導ノイズを減らしました。
また、ポイントではオーディオ用フィルムコンデンサ、オーディオ用電解コンデンサを使用しています。
さらにオペアンプも現代の超低歪オペアンプOPA2604(歪率0.0003%)にしています。
低音は、ベースをたっぷりと鳴らしきり、ベードラの押し出し感もガツンときます。
高音はパーカッション系が非常にリアルに聞こえ、鋭く研いだ刃物のように耳に届きます。
ただし、決して高音の質感としてシャリシャリ感はなく、非常に美しく伸びきった印象です。
アナログレコードの潜在能力を存分に引き出す、作る-comの高音質機器の傑作のひとつです。
30年前、こんなにも高い音質だったのかと驚かされながら、気に入った音楽にひたる、至福の
ひと時を過ごせるアナログレコード再生システムです。
copyright 2011 tsukuru-com.jp