KPC-3 |
KPC-3のホームページ完成。よくできたPCケースである。ずっと使い続けるつもりである。
更新がしばらく空いてしまった。その間にケースが完成してしまった!!
便利かつ高級感あふれるいいものになった。今回は小物入れ用の
引き出しも付け、SDカードやUSBメモリがスッキリ収納できる。ヘアラインのステンレス板も
非常にいい感じである。
それにしても今回、ステンレス(SUS403)の加工には苦労した。硬いステンレスの加工は
結局小型(卓上)ボール盤と加工用オイルが必須である。ドリルをステンレス板に強く
押し付けることと、熱を効率的に逃がすことの両方が必要である。ハンドドリルでは
まず無理。何本もドリルの刃を追ったし、刃先はすぐに焼き付いて使い物にならなくなる。
PCは寸法がインチベースなので、mm(ミリメートル)ではとても面倒だが、
寸法さえきちんと出せれば問題ない。今回のケースは、内部空間の面積が広いので、
マザーボード、HDD等の配置も余裕がある。
さらにさらに、PCの電源と連動する100VACアウトを設けたので、モニタの電源も
PCと連動する。
すぐれもののケースである。長く使っていくことになりそう。
本体の設計を行っている。micro-ATXマザーボードのForm Factorを調べて、
大きさを見積もった。インチで決まっているので面倒である。実際はミリメートル
単位で加工すれば十分なんだが、長尺ものはインチで計算してからmmに換算しないと
誤差が大きくなる。また、Form Factorに規定されていない部分もある。
さらにCDやFDDドライブ関係のサイズを調べて本体設計を進める。今回は
長年に渡って使えるよう、かっこよく作る。
今まで、KPC-002を使ってきたが、非常に使い勝手が良かった。HDDが壊れた時も
PC本体はそのままで、中のカバーを取って全てに対応できた。ケーブル類を横だしに
しているのも使いやすい。通常のPCは後ろにケーブル類が出るので、何をするにも
結局PC本体を引っ張り出さなければならない。
また、DVDドライブが普通に前に出てくるのも嬉しい。一体型のPCはたいてい横だしで
これがまた使いにくい。
そこで、KPC-002をベースにより使いやすくかっこ良いケースにすることにした。
本日は、フロントパネルや上下パネルの見積もり依頼をした。
マザーボードが突然壊れ、一切電源が入らなくなってしまった。
CPUそのものではなく、電源〜リセット系の回路故障だと思われるが、
手間隙をかけて修理するよりは、マザーボードを交換することにした。
パソコンショップに行って驚いた。すでにCore2用のマザーボードは販売されておらず、
メインメモリも全てDDR3になっていた。要するにCPU、メインメモリ、マザーボードを
セットで交換しなければならない。
しかたなく、Micro-ATXのマザーボード、Core-i5のCPU、DDR3のメインメモリ、
対応する電源を購入した。しかし、現在使用しているKPC-002は電源部がカスタムに
なっているのである。汎用の電源ユニットのケースを開け、中身を取り出し、バラにして
ケースに組み込み作業が必要となってしまう。これはこれでかなり手間隙がかかる。
そこで、新しくPCケースを作成することにした。KPC-002はかなり使いやすいレイアウトで
あるが、まだ使いやすさに不満がある。内部構造、使いやすさ、半用品の使用をよく
検討し、長く使えるPCケースを開発する。
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