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ものづくりのノウハウを余すところなく紹介します。
木材加工の基本中の基本は、真っ直ぐに切ることです。
【カットする木材をがっちり固定する】
DIYでは足や手で木材を固定することが多いと思いますが、これでは
きれいに切ることは不可能です。クランプを使用してもいいし、
KTB-100を使用してもいいので、カットする木材をしっかり固定することが
重要です。一度試してみてください。見違えるほどきれいにカットできます。
【カットする時の姿勢、目の位置】
とくに目の位置が重要です。最初に少し切り込みをいれたら、片目をつぶって
かまいませんので、のこぎりを真っ直ぐ上から見下ろし、のこぎりがけがいた
線と一緒に一つの線に見えるように引いてください。
【ソーガイドを利用する】
ソーガイドを使用すると、さらに簡単に真っ直ぐきれいに切れます。これは
便利です。
【ソーガイド台座を使う】
岡田金属のソーガイドは板幅が150mm以上必要ですが、コンパクト台座
KTB-110を使用すれば70mm以上の板幅があればカットできます。
特にのこぎりそのものを傾けなければならない斜めカットは難しいです。
ここは素直にソーガイドを使いましょう。その時のコツは、板の置き方です。
【右手にのこぎりを持つ場合】
左側を切った後使う部分、右側を切り落とす方にします。
【左手にのこぎりを持つ場合】
右側を切った後使う部分、左側を切り落とす方にします。
電動ハンドドリルを前提にします。
【位置決め】
穴を開けるところに錐でしるしをつけます。ドリルの先が安定する程度ですから
少しでかまいません。
【穴あけ】
穴あけで最も大事なのは、姿勢です。姿勢は、できるだけ体に近づけて、抱え込むように
ドリルを持ち、安定した力をかけられるようにすることです。
ドリルは、おしりの部分に小さな水平器(丸型気泡管とも言う)を貼り付け、
刃が垂直になっていることを確認します。
後は、ゆっくりと穴を開けるだけです。
はみ出さず、きれいに確実に接着するためのポイントは、"薄めること"と、 "筆"です。ボンドは直接使うのではなく、水で少し薄めます。筆は、絵の具用の 安いもので十分です。薄めたボンドを筆でかき混ぜてなじませます。接着する部分に 筆でボンドを薄く塗って接着します。これで非常にきれいに接着できます。
スピーカエンクロージャを製作するときの補強材のポイントは、"非対称"です。
補強材はかならず非対称に入れましょう。上下・左右全てに非対称で、補強材と補強材の
間隔を不ぞろいにすることです。こうすることによって、共振周波数を分散でき、
箱鳴りのしない、高音質なエンクロージャになります。
ただし、これは箱鳴りを抑えたスピーカの場合であって、箱鳴り(共振)を積極的に
使う芸術的なスピーカの場合は別です。
ダボ継ぎを行う場合のポイントは"錐"です。片側に穴を開け、ダボマーカーを
セットして反対側の穴位置を確定します。この穴位置確定後、錐でしっかりと印を
つけましょう。ダボマーカーだけでは印が浅く、ドリルを当てると位置がずれてしまう
ことがあります。ダボ継ぎで穴の位置がずれてしまうと、取り返しが付きません。
ダボ継ぎでは穴の位置に細心の注意が必要です。
ほぞ組みは、のみ等を使用し、きっちりはめ込めるようにするためには、精度の
高い加工が必要です。職人さんにお願いした方がいいでしょう。
そこまでしなくても十分美しいものが出来上がります。
薄い付き板(1mm未満)を前提とします。厚い付き板は板として扱えるのでここでは
割愛します。
・付き板の大きさは貼り付け部分より大きく、少しはみ出る程度にします。
・ボンドは、貼り付ける部分、付き板側両方に筆で薄く前面塗ります。
・貼り付ける時は、端から乾いたタオル等で空気を押出しながら密着させます。
・ボンドが乾いたら、はみ出た部分をカッターで取り除きます。
・最後にやすりをかけて馴らします。
張り合わせ部分に少し隙間が空いてしまったり、製作途中に傷をつけてしまうことも
あると思います。その場合は以下のように補修すると、全くわからなくなります。
(1)軽くやすり(400番程度)をかけて馴らします。
(2)つまよう枝を使って、ボンドを溝に入れます。
(3)再度やすりをかけ、出てきた粉を溝に入れます。
(3)平らになるまで(2),(3)を繰り返します。
溝や傷がわからなくなったら、ボンドが乾くまで放置します。溝を埋めているのが
同じ木なので、全くわからなくなります。
綺麗な塗装をするためのポイントは、塗装前のやすりがけです。
#100の紙やすりでざっと均した後、#400の紙やすりで丁寧にやすりがけします。
このやすりがけに手を抜くと、まず塗装は綺麗にできません。時間をかけて
丁寧に行いましょう。
シーラントについては、使用する塗料にも依存します。シーラント必須となっている
塗料については必ず使いましょう。
重ね塗りは必須です。最低3回以上の重ね塗りが必要です。
【1回目】
塗料をなじませるのが目的です。最初にからぶきして、表面のごみをよく落とします。
次にまんべんなく塗料がいきわたるように塗料を薄めて塗りますが、"たれ"は絶対無いよう
注意してください。
塗装が終わり、よく乾かした後#400で丁寧にやすりがけします。この時、あまり
力をいれず、やさしくやすりがけするように注意してください。
【2回目以降】
まんべんなく塗って、丁寧にやすりがけを繰り返します。時間をかけましょう。
また、塗装面はできるだけ水平にします。やむを得ず垂直面に塗る場合はとにかくたれに
注意します。
安い刷毛を使うと、刷毛の毛が抜けて残る場合があります。刷毛は使う前によく
水にぬらし、引っ張ったりして、塗装中に毛が抜けないように準備します。塗装中に
毛が抜けてしまったら、すぐに取り除いて塗りなおします。
3回目くらいには、かなりツルツルピカピカになるのが一般的です。
【最終回】
最終回は、塗料を薄くします。塗る面を水平にして、薄い塗料を優しく塗ります。
液体の流れで表面が平らになります。最終回はやすりがけは必要ありません。
これで綺麗な塗装が可能です。
蛇の目基板:
回路が非常に簡単か、配線材に強い思い入れがある時。
手作りエッチング:
手軽できれいな方法。ただし、エッチング後の廃液処理に注意。
業者依頼:
両面基板、回路が複雑な時、きちんとした基板を作りたい時。
いずれにしても、自分の思いでかまいません。蛇の目基板は基板の質として
まり高くないというのは誤解です。いい加減な業者依頼の基板よりも
丁寧な蛇の目基板の方がよほど高品質が見込まれます。
蛇の目基板で配線が全て完了した後、使っていないホールは全て半田をつけて 穴をふさいでしまうと、基板の強度が高まります。紙エポキシの蛇の目基板でも 十分ガラスエポキシに対抗できます。
上手な半田付けのポイントは、こて先と時間です。
【こて先】
こて先は、新品の時にまず、電源を入れて暖まったら、先っぽに半田を溶かして
塗りましょう(半田メッキ)。あとは、こまめに先っぽをふき取り、常に半田が
解けやすい状態を維持します。ごみが付いたり、半田メッキがはがれた状態で
長時間通電状態にすると、こて先の金属が酸化してしまい、半田が溶けにくくなります。
こうなるときれいな半田付けはできません。
【時間】
半田付けする部分にこて先を当てて暖める時間(1)と、半田を流し込む時間(2)です。
(1)は、半田付けする部分で半田が溶けるようになる最短時間です。こて先を当てて
すぐに半田付けしようとすると、こて先だけで半田が溶け、実際の対象物では半田が
溶けていないため、イモ半田になります。
(2)も最短時間ですが、十分半田がしみこんでいることを確認しましょう。
すっと半田がしみこんだらすぐにこて先を離します。半田づけができています。
なお、いい半田付けは、光沢があるとよく言われますが、それは気にする必要は
ありません。しっかり半田が溶けて付いていれば問題ないのです。
チップ部品(抵抗、コンデンサ)を外す時は、半田を2本使います。部品の両側の半田を 同時に溶かし、片側をピッと跳ね上げればチップ部品は簡単に取れます。
0.65mmピッチや0.5mmピッチのICの半田付けについては、製作雑誌等で時々紹介されます。
一気に半田を盛り、熱い状態で落とす、あるいは後で半田を吸い取ると綺麗に仕上がる
という方法が一般的かと思います。
もう一つ、普通に半田付けする方法もあります。φ0.3mmの極細の半田と、先のとがった
細い半田ごてを使い、一本一本半田付けしていきます。
(1)綿棒に無水アルコールをしみこませて端子を綺麗に拭きます。(洗浄)
(2)ICを基板上の位置にあわせ、瞬間接着剤等で固定します。
(3)半田をピンとパッド両方に当て、少し待って極細半田を流し、すぐに離します。
(4)これを対角線上に一本ずつ繰り返していきます。
(5)全端子終了したら、半田付けできていることをよく確認します。
(6)半田付けできていない部分があれば(3)を行います。
この方法でも確実に半田付けできますし、一般的な方法で半田付けできていない端子があれば、
その端子だけ上記の方法で半田付けします。
ケーブルを半田付けする時のポイントは、あらかじめ両方に半田をつけておくです。
(1)ケーブル側に半田を流し込む。
(2)接続する端子側に半田をつける。
(3)両者を合わせて半田ごてを当て、しっかり溶かして確実に接続する。
コネクタ類の配置は、ピンアサインに注意します。特に、接続を誤ると決定的な
ダメージになるグランドやVCCの位置は常におなじ位置にしましょう。
また、コネクタ周辺の部品位置にも注意しましょう。コンパクトにまとめようとすると、
部品が干渉してコネクタがはまらない等、意外に盲点になる時があります。